昨日は字幕改善運動を知ってから一番と言える、嵐のような一日でした。(本当に夜中の1:00頃はこちらに繋がりませんでした。)

今は、映画を観るまで字幕の評価は安易に下せないと思っていますし、ハーブ様とゴン様が指摘された箇所が改善されていることを祈るばかりです。それでも、お二人の評価に多少の差はあれ、「TTT」の字幕が「FotR」より格段に良くなっているということは紛れもない事実であり、大変喜ばしいことです。

企業姿勢や倫理に対する見解は他の方にお任せして、私は主に外野の立場から感じたことを述べたいと思います。

ハーブ様は「他の人のためではなく、自分自身、義憤にかられてやった行動」とおしゃるでしょう。だから、「ありがとうございました」と言われるのが面映いと。決して謙遜でないことは解っております。でも、私たち外野は、ハーブ様、ゴン様、白い都様はじめとするこちらの皆様が、精神的、時間的、金銭的に多大な努力をなさったこともよく存じているのです。お身体はもちろんのこと、ご家庭、お仕事もです。（犠牲という言葉はお嫌いだと思い、申し上げません）ですから、どうぞご自分達の行動を過小評価なさいませんように。

ハーブ様は「バトンを渡されて走ってきたら目の前にゴールがあった」ともおっしゃいました。また、baldhatter様のおっしゃることにも全く同感致します。まさに「駅伝」のような運動だったと思います。でも「駅伝」が感動するのは優勝シーンだけではありません。もちろん優勝（＝日本ヘラルドに字幕を改善してもらうこと）が最終目的には違いありませんが、見る者は選手のひたすら走る姿に最も感動するのではありませんか？そして、そこにこそ字幕改善運動の成果があるのだと思います。
すなわち、
１）、字幕に関心のある人々を増やし、多くの人達に字幕に関心をもってもらえるようになった。（＝署名に反映された）
２）、字幕改善運動に携わる方々の真摯で熱心な行動そのものが、多くの人達の心を揺さぶり、感動を呼んだ。

この結果がたくさんの「ありがとうございました」という言葉になったのだと思います。（他のサイトでも感謝の言葉を多く見かけました。）言うなれば「走る姿」です。

ハーブ様とゴン様の「TTT」の初見が、字幕の検証という形で、鑑賞とは程遠いものになったというのは、しほ様、千雲様同様心が痛みます。お二人ともこの作品を愛すればこその行動だったわけですから。でも、この運動に関わってきた以上、いずれにせよ字幕を検証することなしに純粋に映画を鑑賞するということは、不可能だったのかも知れません。

願わくは、公開前に提案箇所の修正がなされたという報告があらんことを。そうなれば、全てを忘れて、まっさらな頭でTTTを観る事ができます。そして、その時こそ日本ヘラルドの態度に、正当な評価を下すことができるでしょう。

駄文、失礼致しました。

▼関連発言
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