□投稿者/ ハーブ -(2004/01/10(Sat) 19:33:11)
| Josh様、No.680・681で、Tolkien Online へのご投稿読ませていただきました。ありがとうございました。
>ROTKの台詞の8割ぐらい(自分の大雑把な積り)が原作に基づいたりしているので、字幕にも「瀬田訳」の影響が現れるかを教えて頂けませんかね。 TTTの時にも、心配されたゴラム=ゴクリの話し方が、完全に瀬田訳準拠になっていたり、FotRでは「スティング」だった Sting が「つらぬき丸(ルビで「スティング」)」になっていたり、といった例ががたくさんありました。それ自体は賛否両論ですし、私自身は瀬田訳どおりなら良い字幕、と考えているわけではありませんけれど、第二部第三部は映画字幕としては「とっても瀬田訳」(←ヘンな日本語です、まねないで下さい^^;)ぽくなったとは言えるでしょう。
ただ、瀬田訳の特徴のひとつは「とにかく長い(失礼!)」です。 No.660をごらんください。これは字幕にはなりませんよね?(^^;) 字数制限だけでなく、PJの映画自体が、原作よりもエンターテイメント色が強い(これは映画というメディアの性質上必然でしょう)以上、娯楽に文学を無理に嵌めることはできませんし。レゴラス大好き中学生のことも考えてあげなくては。「ご嘉納」を字幕に使っていたら、それはそれで別種の批判を受けることでしょう。そういう常識的な配慮はもちろんなされていますよ。
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