| 2005/05/26(Thu) 09:51:00 編集(投稿者)
1)ハッティンの大敗が映った直後。補給無視の無茶な出撃を拒んで城内に残った二人の将の会話(カッコ内は私の勝手な補足です)
バリアン:Can you sense it? 普通の訳:感じるか?(悲惨な流血の気配を)
ティベリアス:〔頷いて〕There've been no messengers. 普通の訳 :報せひとつ届かない(ことからしても、やはり惨敗/全滅か…)
ここの字幕は バリアン:何か予感を? ティベリアス:使者はまだか?
でした。これでは噛み合わないし、何を言っているのかすら分かりにくい。
2)イベリン(バリアンの領地)に滞在中のシビラが、イスラム教の神は「服従(submit)せよ」と命じ、キリスト教の神は「自分で選べ(decide)」と命じる、と言います。それを受けて
バリアン:Did you decide on Guy? 普通の訳:それであなたはギィを選んだのですか? 字幕 :結婚の決断を?
はっきり言って、この字幕は「全然違うやんかー!」ですね。今から誰かと結婚するつもり(進行中の縁談を承知したか?)にしか見えない。 すでに一部では有名になっている「妻なのに“妻になります”」といい、何故か字幕はシビラを独身にしたいようです(苦笑)。
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