束

1. 「たば」。ひとまとめにたばねたもの。それを数える単位。「束になってかかって来い!」。
2. 「そく」。つかねたものを数える単位。稲なら1束=10把。半紙なら1束=10帖=200枚。また、矢の長さを測るときには親指以外の4本指を並べた幅=1束。
3. 「つか」。たばねたものや長さを数える単位。「そく」とほぼ同じ。「つかの間」。
4. The Hobbit、The Lord of the Rings、The Silmarillion の原作者ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン（John Ronald Reuel Tolkien）のこと。J、R、R、T の4文字を組み合わせたモノグラム（monogram）の形に由来すると言われている。新版邦訳の扉ページに載っています。
   【追記】当初「たばきょうじゅ」ということで記載しましたが、当サイトで行ったアンケート結果により、「つかきょうじゅ」と読むことにいたしました。以下、アンケートの結果集計です。投票総数は217票でした。

   お題: 束教授---なんと読んでますか?

   • たばきょうじゅ……52票（24%）
   • つかきょうじゅ……96票（44%）
   • そくきょうじゅ……10票（4%）
   • J.R.R.Tです。それ以外なんて失礼な……25票（12%）
   • 表意文字なので読みを意識したことがなかった……34票（16%）
   「つか」が最も多いということになりましたが、「読みを意識したことがなかった」という回答も思いのほか多いのですね。

束になってかかって来い!

2004/12/17