- 9つの指輪を手にした9人の人間の王たちが、サウロンによって幽界に捕らわれ、その僕となった姿。
- 指輪の幽鬼（Ringwraiths）、黒の乗手（Black Riders）とも呼ばれる他、原語では The Nine、Nine Riders などと表現される。
- だからといって「9人ライダー」などと訳してはいけない。それではまったく別物である。
- SA 2250年頃に現れ、その後姿を消すが、TA 1300年頃からまた姿を見せ始める。
- ナズグルの首領（という言い方も「9人ライダー」の世界っぽい気がする...）は魔王（Lord of the Nâzgul）と呼ばれる。かつてのアングマールの王（Witch-king of Angmar）である。
- 魔王に次ぐナズグルにも実はハムール（Khamul）という名前があり、東方の影（Shadow of the East）、黒き東夷（Black Easterling）とも呼ばれる。と、これは Unfinished Tales にある記述。
- 同じく UT によれば、ナズグルが水に弱いという明確な設定はない（実際、ブルイネンでは川を渡ろうとするし）。が、こんな設定もありえたと UT には書かれている。
“the river was a barrier to his sense of its(it=the Ring) movement”
- 他の5人の名前は分かっていない。そのうちの1人は Alan Lee という名前だという噂もあるが未確認である。
