ナルシル

• エレンディル（Elendil）の剣の名前。
• 第二紀の末、エレンディルがサウロンに殺されたときに二つに折れたが、長子イシルドゥア（Isildur）がその折れた刀身でサウロンの指を切り落としたためにサウロンは敗れ、一つの指輪はイシルドゥアが手にすることとなった。
• TA 2年、イシルドゥア自身はあやめ野（Gladden Fields）でオークの襲撃を受け殺されるが、ナルシルはこの襲撃を生き延びた三人のうちの一人オホタール（Ohtar）の手によって難を逃れて北方王国の宝となった。
• 北方王国の滅亡以降は裂け谷に保管されたが、「サウロンが再び力を得、一つの指輪が見出されるまで鍛え直されることはない」とエルロンドが予言したため、TA 3018年まで “折れたる剣” のままだった。

ナルシルの刀身に刻まれたクウェンヤ文字
“Narsil essenya, macil meletya; Telchar carnéron N´varotesse”
“My name is Narsil, a mighty sword; Telchar made me in Nogrod”

2004/3/7