[Misc]
HAL 9000
- 『2001年宇宙の旅』（2001: a Space Odyssey）に登場する、宇宙船ディスカバリー号のメイン・コンピュータの名前。誕生は、1992年（映画設定）または1997年（原作設定）の1月12日。
- “HAL” という名前は、Heuristic ALgorithm または Heuristically programmed ALgorithmic computer（学習的/発見的にプログラムされたアルゴリズム・コンピュータ）の略であり、ディスカバリー号に搭載されたHAL 9000はその3号機である。
- という公式設定より、当時すでに電算機業界の巨人だった米IBMの社名3文字をそれぞれ前にずらしたという説の方が有名。また、9000という数字は、当時（1969年）のIBMコンピュータの各型番の合計だという説もある。
- 映画では、無機的でありながら感情を持つ...というあの声に「やられた」人が（特に女性に）多いらしい。声の主は、ダグラス・レイン（Douglas Rain）という俳優さんです。
- 兄弟筋に、SAL 9000という後続機種がある。が、英語発音であれば何の問題もないこの名前、日本語では「サル」にしかならず、何ともさまにならない。（日本での）愛称も HAL は「おハルさん」で決まるが、SAL は「おサルさん」...これは哀しい。
- そうか、3号機というのは人間の言うことをきかないものなのか...というのは、もう一つの「参号機」を連想して思いついたこと。
- ということで本日（2007/1/12）は、HAL 9000の10歳または15歳の誕生日です。Happy Birthday ならぬ "Daisy, daisy" を歌ってお祝いしましょう!!
2007/1/12