- ゴンドール王国第26代執政デネソール二世（Denethor II）の次子。母はフィンドゥイラス（Finduilas）。
- ボロミア（Boromir II）の弟。兄ボロミアが死んだとき、北方にかすかな角笛の音を聞いたといい、その3日後にはボロミアの遺体を乗せた小舟が大河アンドゥイン（Anduin）を流れ下る光景を幻視する。
- 勇敢な武将であり部下からも敬愛されているが、総じて兄より控え目であり、詩文を愛した。その性格のため父には疎んじられている。
- 正式にはファラミア二世。1000年ほど前にも同名の人物（ゴンドール王の息子）がいる。また、ファラミア・トゥック（Faramir Took）という名前も追補編を探すと見つかります。
- 映画 The Lord of the Rings 三部作ではデヴィッド・ウェンハム（David Wenham）が演じる。映画版のファラミアは原作から大きく改変されていますが、最終的な評価はTTTのSEEを待つこととします。それまでは、“青柳くん” と呼んだり、「こんな男に○○○○○はやれん!」と叫んだりするのは控えておきましょう、みなさん（笑）。
- 【2004/2/11追記】予想通り（?）TTTのSEEで、かなり名誉挽回しました。執政一家の追加シーンは、涙なしには見られません。
折れたる剣を求めよ。
そはイムラドリスにあり。
かしこにて助言を受くべし、
モルグルの魔呪より強き。
かしこにて兆を見るべし、
滅びの日近きにありてふ。
イシルドゥアの禍いは更正し、
小さき人ふるいたつべければ。
---『指輪物語』第2部より---
