ボロミア

• ゴンドール王国第26代執政デネソール二世（Denethor II）の長子。母はフィンドゥイラス（Finduilas）。
• ボロミア、ファラミアの “-mir” は「宝石」もしくは「貴重なもの」の意である。
• 映画版では、まちがいなく「原作より格が上がった」キャラクタの一人であるとともに、日本での劇場公開時に「字幕によって最も歪められた」キャラクタである。
• 映画版ボロミアのファンの怒りは、字幕改善運動の大きな原動力の一つであった。
• 第2部 The Two Towers には、弟のファラミアが登場するが、映画版のファラミアは同名の別人に違いないという説もある。
• 正式にはボロミア二世。TA 2400年代に同名で、しかも似た性格らしいご先祖がおり、さらに遡ればFA 400年代にもボロミア（Boromir of Ladros）という方がいる。
• 映画 The Lord of the Rings 三部作（の途中まで）ではショーン・ビーン（Sean Bean）が演じる。ショーンはテロリストを演じてもサッカー選手になりきっても、やはり「いいお兄さん」なのであった。

天城越え、もとい霧ふり山脈越え

2003/10/28