黒門

1. 瀬田貞二訳における Black Gate の訳語。
2. モルドールの北の口にある門。モランノン（Morannon）のこと。
3. 灰の山脈（Ered Lithui）の西端、影の山脈（Ephel Dúath）の北端にあたる位置にあり、歯の塔（Towers of the Teeth）によって守られている。歯の塔の一方をナルホスト（Narchost）、他方をカルホスト（Carchost）という。
4. 映画 TTT では、重厚堅牢に要塞化された門として描かれており、その開閉には2頭のトロルが使役されていた。
5. 読みは「こくもん」ではなく「くろもん」。
2. 黒く塗った門のこと。東京では上野寛永寺（彰義隊が篭城したことで有名）や目黒不動（滝泉寺）、大阪では四天王寺などに見られるように、神社仏閣で多く用いられる。
3. 赤く塗った門は当然「赤門」と呼ばれる。赤門といえば、東京大学本郷キャンパスの通用門がつとに名高いが、これは加賀前田藩の御守殿門だったものである。

2003/8/27