[LotR]
アルウェン
- 裂け谷（Rivendell）のエルロンド（Elrond）の娘で、エルロヒア（Elrohir）とエルラダン（Elladan）の妹。母はケレブリアン（Celebrían）。つまりガラ様の孫娘である。
- エルロンドの娘なので、人間とマイアの血も流れているはず。どなたか計算してください。
- 古のエルフ、ルシエン（Lúthien）に似ていると言われ、その美しさを称して夕星姫=アルウェン・ウンドミエル（Arwen Undómiel）と呼ばれた。
- 祖母のいるロスロリエン（Lothlórien）に住むことも多かったが、裂け谷を訪れたTA 2951年、デュネダインの若き族長アラゴルン（当時20歳）に出会い、ルシエンと同様、不死の恩寵を捨てる。
- TA 3019年の夏至の日、エレスサール王（King Elessar）の王妃となり、嗣子エルダリオン（Eldarion）と多くの女子を生む。
- FO 120年にエレスサール王が崩御すると、彼女はミナス・ティリス（Minas Tirith）を去り、もはやケレボルン（Celeborn）もガラドリエルもいなくなったロリエンに一人住んだが、翌年の春を待たず「ケリン・アムロス（Cerin Amrot）の丘に憩うべく身を横たえた」。それは、かつて彼女がアラゴルンと婚約の近いを交わした地でもあった。
- 上の解説は、「追補編・アラゴルンとアルウェンの物語（その一部）」に多く拠っています。用語集担当者が珍しく真剣に書いてしまったほど美しい物語...、ああ、それなのに...。
- 映画 The Lord of the Rings 三部作ではリヴ・タイラー（Liv Tyler）が演じる。
- 周知のように、リヴ・タイラーはスティーヴン・タイラー（Steven Tyler）の娘であるが、本人は長い間そのことを知らなかったらしく、それどころか一時期はトッド・ラングレン（Tod Langren）を実の父親だと思い込んでいたそうだ。詳しくは、こちらのページをどうぞ（いつものとおり、責任は持ちませんが...）。
2004/2/20