▼スレッド
│
└◇126:祝・字幕修正、さて今後は [baldhatter] 09/23 01:21

baldhatterです。

「紅茶のテーブル」に書きましたとおり、今しばらくは私も「修正なったDVDを純粋に楽しもう」モードに入っています。
しかし、細かい未修正箇所が残っているのはやはり気になりますし、今回の修正が字幕問題の根本的な解決になっているわけではありません。何より、第2部〜第3部公開時の字幕はどうなるんだ、という大問題が残っています。
というわけで、不確定要素が多いままで恐縮ですが、現時点での私的な見解を以下に述べさせていただきます。

1 今回の修正は誰が？
私がいちばん気になっているのは、今回の修正に戸田氏は関与したのかということです。
いろいろな可能性が考えられるのですが、日ヘラの字幕制作部が、ファンの指摘を参考にしつつ田中明子氏および評論者と協力して修正を行い、戸田氏は渋々OKを出した---という図がいちばんありそうな気がします。これは単なる想像であり、事実の確認は困難でしょうが、その経緯と姿勢は今後の字幕の品質に大きく関わってくるはずです。

2 日ヘラの"体面"主義
公開直後から質問状・嘆願書の形で指摘されていた箇所がほぼ修正されていたことを考えると、Web上での諸氏の運動が明らかに一定度の効果を果たしたのだということは実感できます。ハーブさんや改善連絡室で展開されてきた「海外への訴え」が果たした役割は、残念ながら目に見えていませんが、たとえば「New Line CinemaまたはPJから、字幕修正に関する何らかのコンタクトはあった。国内ファンの声に応じるつもりがあった日ヘラは当然それに応じる旨を回答したが、それと同時に海外から圧力があったことは秘する方針をとった」という想像も不可ではありません。
それは、今回の件で日ヘラが何よりも自社および戸田氏の"体面"を最重視しているからです。
質問状への回答でも、公式サイトにおけるアナウンスでも、日ヘラは修正の理由をあくまでも字数制限の緩和によるものと主張しており一度としてその非を認めてはいません。このような姿勢こそが、字幕の品質に対する不安・不審である、ということは主張し続ける必要があると考えます。

3 TTTおよびRotKの字幕はどうなるのか
字幕について何らかの行動を続けるべき最大の理由は、当然ここに行き着きます。
「今回の字幕修正については、まず高く評価する。しかしファンは残る2作の公開時点での字幕についても、引き続き目を光らせている」のだということを日ヘラに分からせる必要があります。上記1と2も、すべてこのための前提です。

……なんだか、ものすご〜く硬い内容になってしまいましたね。(^-^;
ちょっと言い方を変えれば「まず今回の字幕修正について総括すること。それを踏まえて今後の字幕に対する監視を続けること」---そんな方向で進むのかな、と私は漠然と考えている、という程度なのですが。"総括"って好きじゃない言葉なんですけどね。