▼スレッド
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└◇901:直らなかったリストの和訳 [白い都] 12/12 21:48

　└◇906:Parth Galen 修正案 [ハーブ] 12/13 01:29

＞ガンダルフの用事
これはガンダルフが、ビルボの指輪は「一つの指輪」かもしれないと思いつき、疑念が彼をせき立てて出発させる場面である。字幕はこの危機感を伝えることに失敗している。

＞指輪の力の恐ろしさ
視聴者は、この翻訳を読んだだけでは、なぜ力のある魔法使いが、小さき者に代わって重荷を引き受けようとしないのか、わからない。指輪は強大な者の手にあればより一層恐ろしい。まさにこの理由のためにホビット族のフロドの他は、主人公であり物語全体の中心である指輪所持者になりえないのである。

＞ゴンドールの王
この字幕は、ボロミアにとって「王」という言葉が全くなじみがないものであるかのような印象を強く与える。あたかもゴンドールは王制を経験したことがない共和国であったかのように。

＞重荷を分かち合う
またしても字幕は重要ポイントを間違えた。指輪の重荷は分かち合うことができない。それはフロドただ一人のものである。

＞ゴンドールは従う
ボロミアはここで会議に譲歩しているにすぎず、「従って」いない。指輪が敵に対する強力な武器になりうるという自説を彼はまだ捨てていない。このことがクライマックスにおける彼の悲劇を導くこととなる。
字幕はボロミアのことを、一旦は従っておきながら私利私欲のために寝返る裏切り者に仕立てている。

＞つらい目
注記：第一文の後半の字幕にみ変更された。

＞警告に思える
字幕翻訳家は「but for（もし〜がなければ）」が「but（しかし）」とは全く別物であることを知らないらしい。

＞恐怖に負けたら終わりだ
>Just where is all that the ring means to Boromir?
このコメントはむずかしくて意味がわかりません、ハーブ様。
？？指輪がボロミアにとって重要であるということは、一体全体どこへ行っちゃったんでしょう。

＞ボロミア・・・
字幕翻訳家の戸田奈津子は短い文章でよくこのようなことをする。つまり文から一個の名詞を抜き出して、疑問符かまたは点々を加えるのだ。別の例は「ワン・リング・ネット」記事にある「警告は？」である。
これら二つの事例は彼女の手法の代表例である。

このような字幕は、言うまでもなく、観客にわずかな情報しか与えず、多くの混乱をもたらす。しかし多くの人々には、翻訳が悪いのであって、脚本そのものは悪くないということが、思いも寄らないのだ。

＞フロドは発った。恥ずかしい。
ボロミアが、アラゴルンは自分より優れており、自分が屈した指輪の誘惑に耐えたと悟ったということが、これらの字幕では観客にわからない。

＃＃
私はこれでいいです。
「時代」のコメントはむずかしいですね。
Evenstar様が、英語が母語の人なら当然わかる、というようなことをおっしゃっていたので、コメントなしでいきましょうか。

＞恐怖に負けたら終わりだ
>Just where is all that the ring means to Boromir?
>このコメントはむずかしくて意味がわかりません、ハーブ様。
>？？指輪がボロミアにとって重要であるということは、一体全体どこへ行っちゃったんでしょう。
白い都様の解釈でいいんですが、他からも分かりにくいと言われたのでこれは捨てて、＃780白い都様案をベースに、より説明的にしてみました。

＞Parth Galen (chapter 36)
Boromir：
[script] We're all afraid, Frodo, but to let that fear drive us to destroy what hope we have. Don't you see, it's madness.
[subtitle] We're all afraid, but if we are overcome by fear, all will be lost. Don't forget it.
comment：★To Boromir the ring is a gift, a powerful weapon that can be used against the Enemy as he said at the council. That has never left his mind and he cannot accept the idea that the ring should be destroyed. None of such thoughts of his is expressed in the subtitle.