▼スレッド
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└◇1685:毎日放送大阪ローカルの件 [ハーブ] 02/06 19:14

　├◇1687:ひとつ訂正と補足 [ハーブ] 02/06 19:53
　│├◇1688:録画しました [リョウ] 02/06 20:27
　││├◇1689:お願いしたいです [ハーブ] 02/06 21:56
　││└◇1753:受け取りお礼+不調お詫び [ハーブ] 02/10 09:42<-last
　│└◇1742:何故？ [Robin Gamgee] 02/09 18:51
　├◇1691:番組からの取材申込、結論（1686再録） [ハーブ] 02/06 22:02
　├◇1699:ネットで見ました [さんちゃん] 02/07 14:51
　├◇1700:【資料】番組当該部分・筆記 [ハーブ] 02/07 19:23
　│├◇1702:Re:【資料】番組当該部分・筆記 [鉄の足ダイン] 02/07 19:46
　││└◇1704:抗議してくださるなら感謝です [ハーブ] 02/07 20:07
　││　└◇1707:メールしました [ゴン] 02/08 11:47
　││　　└◇1737:私もメールしました [しほ] 02/09 00:09
　│└◇1706:＃１７００の資料（録画書き取り）についての追加説明 [指輪の幽鬼] 02/08 08:19
　│　└◇1714:ありがとうございました [ハーブ] 02/08 14:51
　└◇1703:誤報道と申し上げたい [ハーブ] 02/07 19:49

事実誤認の伝言ゲーム（確信犯？）が行われましたので、お読みくださる意志のある方々へ、情報整理提供を致します。

１．本日2/6、毎日放送テレビ大阪ローカル（らしい）で字幕問題が出ました。
私は見られない地域ですので、実況はこちら
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/movie/1042903299/789-

その番組のサイトは
http://mbs.jp/puipui/index2.html


２．
＞ファンの要望バージョン（？）で
＞「あなたはそんな人でない」というのを紹介。

★これが、伝言ゲームで変容しました。
雑誌取材の際、ハーブの書いた文章：そのきわめつけが、第一部のクライマックスを担う重要人物、滅びに瀕した祖国を救いたい一心で、魔の『力の指輪』に手を伸ばす悲劇の武人が、主人公から「嘘つき」呼ばわりされたことである。この人物は、監督の一番の思い入れで原作以上の魅力と役割を映画の中で与えられており、
＞本当の台詞は「あなたはそんな人ではない！(You are not yourself!)」字数に合わせて訂正されたDVD字幕では「正気に戻って！」である。「嘘をつくな」という、私利私欲のための意図的な行動とされては、その人物の性格も心情も、キーアイテムである『指輪＝力の誘惑』も、すべて台無しだったのだ。
http://herbs.la.coocan.jp/cgi-bin/treebbs/treebbs.cgi?log=975

サンデー毎日の記事：　　　　　　・・・・・・・・
「あなたはそんな人ではない！」と訳すべきなんです」

番組内では（ここのみ伝聞情報）
＞　原作ファンは「嘘つき→正気に戻って」では満足出来ずに「あなたはそんな人ではない！」　にしろと要求している。

とまあ、このように変容させられた、とこういうことです。
（なお、様の懸念してくださった事が当たったわけです。「あなたはそんな人ではない」では突っ込まれる、とご指摘ご心配下さって、私はなぜあえて直訳調にしたかをお答えしました。それは＃1350・1351にあります。）

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次に、この番組から実は取材の打診がありました。
その際の応答メールを次回に掲載します。

＃1685の末尾、お名前が抜けていて、大変失礼しました。
誤：（なお、様の懸念してくださった
正：（なお、Robin Gamgee様の懸念してくださった

たしか、Robin Gamgee様だったはず、と思い、手を止めて確認し、「やっぱり合ってた」と安心してしまったせいです。ひらにお許しを。

それにしても、的を射たご指摘だったですねー。証明されてもうれしくない、とおっしゃって下さることでしょうけれど (^^;)
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参考引用：＃1350
、"You are not yourself!"は「あなたはそんな人ではない！」が正しいという風におっしゃっていたように思うのですが、私はこの訳は正しくは「あなたは自分を見失っている！」ないし、「あなたは正気を失っている！」だと思うのです。「あなたはそんな人ではない」と「あなたは自分を見失っている」は、与える印象はそんなに違わないかも知れませんが、やはり意味が随分異なるように思いました。指輪の魔力にボロミアがとりつかれたことを意味するセリフですので。

決して揚げ足をとるつもりではないのですが、私としてはせっかくハーブさんが素晴らしい活動をされているのに、先方に反論の余地を与えるような材料はないほうがいいように思いまして、投稿させていただきました。

ハーブ応答要点：「ごもっともです」＃1351
最初は
＞原文のYou are not yourself! は、指輪の魔力に捕らえられたため本来のその人物の性格ではなくなっていることを表しているのは明らかだ。意味するところは「あなたは今、本来の自分ではない状態だ」「正気ではなくなっている」だから、『訂正』されたDVD字幕では短くかつわかりやすく「正気に戻って！」と適切な『訳』になっていた。
のようにしていたんですが、

「取材質問に回答した文章」は、読み手・ターゲットが非常にはっきりしていました。サンデー毎日という雑誌の想定読者層をとことん意識して、採用して欲しいならその範囲で最も効率的に、「使える/わかる」ことを書かなくてはなりませんでした。

そういう人の視点で考えたら、まず訳が先、次に中学英語の語彙でごく短い英文、そして何よりも、その英文を★ふつーの人がとっさに直訳したものが正解からはずれていてはいけない★。この条件を満たすように考えました。（想定）多数読者にも、「オレでもわかるぞこの英文」そして「なのにこの字幕になるの？確かにヘンかも」と思ってもらうために、あえて稚拙な、言い換えれば誰でも思いつきあるいは了解できるような訳文にしたのです。

。"You are not yourself!"には「見失う」とも「正気」とも書いてないじゃないか、と言われるよりは、「フリー翻訳者とか言ってこの程度か」と思われてかまわない（そう思うくらいのレベルの人なら配慮しなくても戸田字幕がヘンとわかるだろう）、という選択でした。
------------------
私ひとりが馬鹿にされて終わるならよかったんですけどね。予想外の副産物を生み出してしまいました。皆様に申し訳ない。

初めて書き込みさせていただきます。
今日、このコーナーを録画してます。
アタマがちょっと切れてるけど、字幕問題には関係ない所だったと思います。
もしハーブさまがお望みでしたら、ダビングしてお送りしますが、いかがですか？

リョウ様、ありがとうございます。

伝聞情報を元にしていては（２ちゃんねるに視聴内容をご提供下さっている皆様を疑う意味ではありません！）、責任のある発言が出来ないので、ぜひ入手したいと思っておりました。

VHSテープ、という、「物」でお送り頂くわけですよね？
それではお手数で恐縮ですが

１．ご発言にメアドを入れておられないので、ハーブにメールを下されば、折り返しこちらの住所氏名をお送りします。
２．送料着払いで、ビデオテープをお送り頂けますか。

よろしくお願いいたします。
---------------------
過去に、スカパー放映で同趣旨のお申し出をいただいた際には、私の住所氏名を訊く以上はと、わざわざご自分の住所氏名電話番号などを入れた上でメール下さった方がありました。こちらからそれを要求したりは致しませんが、ネット慣れしてないハーブには勉強になりました。考えてみたら、万一、この発言を見てリョウ様のお名前を騙る人があっても、ハーブに区別はつかないわけですね…あまりそこまで用心するのは抵抗がある、相手に失礼だ、と感じるのはやはり「ネット世間知らず」なのでしょうか。アメリカの対イラク開戦反対ネット署名、というのも、疑わず参加しかけて、「あれはスパムだ」と教えられてショックでした……すみません全然別の話でした）

遅くなってすみません、無事到着しました、ありがとうございました！＞リョウ様

土曜夕刻ちょっと買い物に出たあいだに不在配達票が入ってて、日曜朝に受け取ったのですが、日曜は一日外出遅い帰宅で、気づくと二晩カキコできずになってました。すみません。

ビデオは一通り見て、たしかに、指輪の幽鬼様がおっしゃったように

>字幕問題に関して取り上げたあのコーナーでは、
>ＦＯＴＲの誤訳例紹介だけが強調されていたわけではありませんでした。

であることは確認しました。全体把握が出来た以上、番組担当者にメールするつもりではいるのですが……

その前からの気抜け、微熱続きに加え、何が何でも行く、という用が日曜にはありましたので、このツリー掲示板も紅茶板も記録的な長文多数内容充実ご投稿に、とてもレスつけきれません。興味深く拝読しているのですが、今日明日は無理をしないで実生活でダウンしないようそちらに体力配分します。毎日放送さんへのメールも、緊急性のあるものではないので、「近いうちに必ず」「出したら報告します」ということでお許し下さい＞皆様

何故、こうなってしまうんでしょうね。
マスコミの怖さというものを実感してしまいます。

> それにしても、的を射たご指摘だったですねー。証明されてもうれしくない、とおっしゃって下さることでしょうけれど (^^;)

証明されても嬉しくないのですが、実際危惧していた事態とは随分違う状況です。

とりあえず、微力ながら抗議のメールを出そうと思います。
ハーブさんのおっしゃるように、一度流れてしまったものは、取り消すことは容易ではないでしょうけど。

《＃1685に続き、1686としてアップしたものに、個人の携帯番号が入ったままになっていたことに気づき、削除の上再投稿したものです。不注意をお詫び致します。》

2/4に受け取ったメールと、それに対するハーブの返信をそのまま掲載します。
--------------------
毎日放送で関西ローカルで放送しております、「ちちんぷいぷい」のスタッフ・中川
と申します。
情報番組「ちちんぷいぷい」では、ニュースを主婦向けにわかりやすくをもっとうに
報道しております。
月曜日〜金曜日、午後３時から６時までの３時間生放送です。
H.Pを見せていただきました。
映画「ロード・オブ・ザ・リング」での「日本語字幕が誤っている」と抗議されてい
ることについて
恐れ入りますが、取材させていただけませんでしょうか？

質問内容・時間・場所については電話でご相談ということで、
明日にでも一度、お電話をいただけないでしょうか？
お忙しいことと思いますが、よろしくお願いいたします。

大阪市北区茶屋町１７−１
毎日放送「ちちんぷいぷい」　スタッフ　中川　晋一
�рO６−６３５９−１１２３　（内線３３６４）

メール　puipui-news@mbs.co.jp
***********************************
中川　晋一様

メール拝受致しました。
「LotR字幕抗議のための英語工房」主宰者です。

当HPはご覧頂いたとの事ですが、情報量が多すぎるため、当該ツリーを見逃して
おられた場合を考え、マスコミ応対についての私の考えを書いた投稿のURL

http://herbs.la.coocan.jp/cgi-bin/treebbs/treebbs.cgi?log=973

お読みいただきたい要点はその記事中の

> 直接お会いすること、また電話での会話によるやり取りははっきり
> お断り致します。
> メールでの応答であれば、送信と同時に同一文章を自サイトにアップすることで、
> 私の文意と実際の掲載記事の共通点相違点を誰の目にも明らかにすることが
> 可能であるというのがその理由です。

雑誌という文字メディアでもこの姿勢でしたので、残念ながら、放送メディア
での取材はその手段を問わず一切お断り申し上げます。瞬時に消え、不正確な
印象を残すため、誤解される危険が余りに大きいこと、検証と反論が困難である
ことがその理由です。

また問題の性質としても、字幕という「目で見る文字」の良し悪しを問い
誤訳という「一般人にどちらの言い分が正しいかすぐには判断できない」
ものですから、僭越ながら

> ニュースを主婦向けにわかりやすく

というご主旨には不向きなテーマではないかと愚考致します。

さらに、この問題は、紆余曲折を経て当面解決に至ったというのが、
『字幕改善運動』に携わった者の現時点での認識です。

私共は戸田奈津子氏を攻撃しているのではない、と繰り返し言明してきました。
映画「ロード・オブ・ザ・リング」第１部の字幕は、誰がやったかに関係なく
ひどいものだったので抗議をし、第２部の字幕は水準以上の完成度であるので
抗議は終了しました。その意味でも現時点で取材に対しては消極的、というより
私個人としてはきっぱり「避けたい」と考えております。

お役に立てず申し訳ありません。
ご了承頂ければ幸いです。

------------------
なお、先刻ご承知とは存じますが
映画「ロード・オブ・ザ・リング」は映画史に残る傑作であり、
第２部「二つの塔」は、続編は第１作を超えられないという定説を
くつがえす、世界的に記録更新ヒット中の超大作です。
そこに、日本映画界では稀に見る優れた字幕（誤訳皆無、雰囲気重視）
がつけられたのですから、これはもう見逃せない面白さです。

残念なのは、第１部のDVD/VHSのレンタルが、現在は劇場公開版のみで、
監督の意図したSEE（特別延長バージョン、Special Extended Edition)
のレンタル開始がなんと2/22、第２部の劇場公開と同時だということです。
是非とも「ロード・オブ・ザ・リング」は第１部のDVDで、それも
SEE（三時間半！）を見てから第２部を迫力のスクリーンで観て欲しい。
ファンとして、より多くの人に、あの映画の素晴らしさを知ってもらいたい
と思っています。その線での映画紹介ということでしたら応援したいと
存じます。

<英語工房> 管理人
----------------------------

つまり、このHPを見たと言い、サンデー毎日取材に関するツリー頭のURLもこちらから提供し、その中には私の元の原稿（「こう訳すべきなんです」とは私は書いていない）も、さらには「あなたはそんな人ではない」という表現を敢えて選んだ真意も書いてあったんですが、それが
＞ファンは「あなたはそんな人ではない」という字幕にしろと要求している
⇒そんな字数の多い無理を言うな
ということにされるわけですね。
★『字幕の代替案』をはっきり提示した《TTT予告編ハーブ字幕の比較ページ》
http://herbs.la.coocan.jp/TTT_Trailer.html
のほうは取り上げずに。なるほど。

そしてもちろん、
＞私共は戸田奈津子氏を攻撃しているのではない、と繰り返し言明してきました。
と、いくらしつこいほど言っても、「ひどい。戸田さんかわいそう」にもっていく、と。

せっかく日本ヘラルド社さんとは、意志疎通を果たす事が出来、誠意ある努力をなさってしかもその結果が優れた字幕となったことを喜んでいたら、今度はテレビさんがこういう扱いで取り上げてくださる。私の対処のまずさで字幕運動全体に迷惑をかけたくないから、と考えてできるだけ行動を慎重にしてきたつもりですが、やはり誤報道を避け通すだけの才覚はなかったようです。唯一の救いは全て当方に記録が残してあり、こうして再度原典の情報提供が出来るということだけでしょう。ご判断は、読む方々のものです。

巨大掲示板でアップされました。
DLして拝見しました。（画像は悪いですが、内容は大体わかります）
この掲示板のトップページが画面に出てましたです。
内容は、まあ、一般的なワイドショーという感じで、特にあれこれ言わなければならないという程のものではない、というのが私の感想です。"You're not yourself!"についてもそれほど長時間触れてませんでしたし。（どちらかというと「おひけぇなすって」→"How do you do."の方が、盛り上がってました。）
あとは、掲示板の方々と同じで、浜村さんは、今回の件についてもよく理解されているなあ、という印象でした。

ビデオ到着を待つしかない一日、と思っていたら、指輪の幽鬼様が録画できた部分の筆記を送って下さいました（すごい）。
お骨折りに感謝して、ハーブ発言関連の部分を以下に紹介します。

-----------------------------
・　スタジオのスクリーンに　
　戸田奈津子バージョン　「嘘つき（←これは赤字で）」　　　と表示
　　（既にこの時、　
　　　戸田奈津子バージョン　「嘘つき」　　　の下に　
　　　ビデオ　ＤＶＤバージョン
　　　抗議したファンバージョン
　　という文字が）

ア（上泉雄一毎日放送アナウンサー、スクリーンの脇で説明している）
浜村（浜村淳氏　関西では有名な映画評論家）
角（角淳一氏、この番組の司会者的役割だが、
　　ボケとツッコミでいえばボケ役。関西では有名なアナウンサー）
坂東（坂東英二氏、元プロ野球投手）
スタジオには他にも堀ちえみ始め、石田英司氏（ジャーナリスト？）
お天気おじさん今出氏、など数人同席

ア：では、これが（は？）ビデオとＤＶＤの時に修正されました
　　修正された内容はこういう感じ（？）です
　　「正気に戻って」
　　　　(この時、スクリーンで
　　　　　ビデオＤＶＤバージョンの文字の隣に　
　　　　　「正気に戻って（←赤字）」の表示が出る）

外野の声「はいはいはい（納得のトーン）　そりゃわかるな　仲間ですからね」
ア：　仲間ですからね　これ仲間なんです　「正気に戻って」
浜村　「狂っているんですからね」
ア：　だいたいわかって頂けました？
　　　ところが　ファンはまだこれでもおさまらないんです
（発言者不明、多分石田氏？のフォローの声）　「納得せえへん」）
外野「ええ〜（不満のトーン）」　←声からして堀ちえみ？

ア：　ファンはこれでもおさまらない
　　　ファンはこうしてくれというわけです
　　　「あなたはそんな人ではない！」
（抗議したファンバージョンの文字の横に　「あなたはそんな人ではない！」表示）

外野「ああ〜（そういうことかのトーン）」
ア：　ちゃうやん　あんたちゃうがなそんな人とは
角　「ちょっと待ってごめん、そのファンというのは役者のファンなんか、映画のファンなんか？」
　　　　（この時画面（角氏アップ）の右下隅に
　　　　　”翻訳家　戸田奈津子さん
　　　　　　　　「字幕」で大モメ　！”　　との表示
　　　　　　←たぶんコーナーの冒頭でもこの題が画面に出たと推測）　
ア：　映画のファンです。その小説のファンです
浜村「原作から映画ひっくるめて（の）ファンですね」
ア：ところが、さきほど浜村さんもありましたとおり、その
　　いわゆる字幕のレベルでいうと、やっぱり坂東さん
　　（ここで坂東氏に向かって）
　　こんだけはちょっとな〜、いう部分ありますよね
外野「長いよ〜」（「こんだけ」の声にかぶせて。フォローのつもりか？）　　
坂東「僕ね、これ読んでたらたぶん見えてないね　画面は」
外野「絵（「画面」のフォローか？）」
ア：そうなんです。
　　いろんな意味を含めて、「嘘つき」と　（この部分アナの意図不明）

ア：ことほどさように訳すのって難しいじゃないですか
　　僕が昔中学の先生に聞いた話があるんです
これ以後、話題はアナの「僕が中学の先生に聞いた話」に移る
------------------------------

私を含め、番組はもちろん見られなかったし、ダウンロードも出来ずに落ち着かない気分（または苛立ち）を覚えていた人には本当にありがたいです。指輪の幽鬼様ありがとうございました。

おお、指輪の幽鬼様、感謝します！
（FOTR筆記の時にも大変お世話になりました）

昼（夕方）ワイドショーであること、ローカル放送、上記内容などから、当初想像したほどひどい内容ではなかったようで、一先ず安心しました。

ところで、
＞ア： ファンはこれでもおさまらない
ファンはこうしてくれというわけです
「あなたはそんな人ではない！」

この部分は抗議しておいた方が良いように思いますが、どうしましょうか。
ハーブ様が「このまま流した方がいい」ということであれば、当方からは送信しないでおきますが。

番組窓口アドレス：puipui@mbs.jp

鉄の足ダイン様、さっそくのレスありがとうございます。
じつは1701として、1700直後にアップしたものに誤字脱字をみつけて自己削除訂正などもたもたしている間にいただいてしまった (^^;)

＞この部分は抗議しておいた方が良いように思いますが、どうしましょうか。
＞ハーブ様が「このまま流した方がいい」ということであれば、当方からは送信しないでおきますが。

いえ、ダインさまも皆様も、どうかご自分の「ご意見・ご感想」をご自由に送っていただきたいです。テレビ局は視聴者の声を歓迎するのが建前ですし。また、ハーブはとりあえず提供できるだけの情報は提供致しました。

皆様にはめいめいのお考えに基づき、ここでも他の場所でも、そして直接「番組」に向けて、ご意見ご感想をお書きになる権利があります。


なお私自身の抗議手段と内容については、現時点では「検討中」ということにさせてください。ただ、「このまま流した方がいい」とは全く考えておりません、だから＃1700・＃1703を掲載しました、とだけ申し上げておきます。

番組の二つのアドレスに、メールを送っておきました。
抗議にまでいっていないソフトなもの（当人比）ですが・・・
ご参考までにはっておきます。
--------------------

２／６の放送で、映画「ロード・オブ・ザ・リング」の日本語字幕問題につい
て取り上げられました。その中で、
---
ア：　ファンはこれでもおさまらない
　　　ファンはこうしてくれというわけです
　　　「あなたはそんな人ではない！」
（抗議したファンバージョンの文字の横に　「あなたはそんな人ではない！」
表示）
---
という部分がありましたが、ファン達が「あなたはそんな人ではない！」と字
幕の修正要求をした事実はありません。

事実は、劇場版字幕「嘘つき」にファン達が抗議した結果、VTR/DVDで「正気
に戻って」とめでたく修正が実現したのです。

貴番組は、字幕抗議運動の中心的ホームページの一つ「字幕抗議のための英語
工房」を番組中に映されましたが、このページ中に、字幕代案として「あなた
はそんな人ではない！」は書いてありません。

一次情報をきちんと収集されない番組では、報道とはいえないですね。正確な
わかりやすい報道を望みます。

名前　年齢　職業　メールアドレス

遅れ馳せながら、先ほど某巨大掲示板から件の番組のファイルをDL、見ました。
内容については皆さんの言う通り、思っていた程ひどい物ではありませんでした。サンデー毎日を下敷きに、さらに噛み砕いて、分かりやすいオマケ事例までつけて放映していた、というのが私の印象です。
が、ファンが「あなたはそんな人ではない！」と字幕の修正要求をした事実がない事という点では明らかに事実誤認ですから、その点に於いて、私もクレームメールを入れておきました。
ゴン様ほど簡潔に書けなかったので、恥ずかしいので内容は内緒ですが(^^;)(ハーブ様が内容をお知りになりたいならメール転送致します)



＞（どちらかというと「おひけぇなすって」→"How do you do."の方が、盛り上がってました。）

私もコレには思わず吹き出しました(^^;)
「千と千尋の神隠し」も、韓国では「神隠し」に相当する言葉がないために、
韓国のタイトルは「千と千尋の"行方不明"」だった、という話を聞いた事があります。間違っちゃいないけど、ニュアンスがぁぁぁ〜
異文化の言語を正確に訳すって難しいですね(@_@;)

ハーブ様、ダイン様、暖かいお言葉有難うございました。
皆様のお役に立てたようで嬉しく思います。

以下は＃１７００にアップされた資料についての追加説明です

１）録画を始めたのは誤訳例紹介の途中からだった
　　　戸田氏バージョン部分の台詞書き取りがなく
　　　いきなりＤＶＤバージョンからの部分から始まっているのは、
　　　そのためです。
　　　録画できなかった部分については
　　　リョウ様のビデオによる補足に期待しております。
　　　
２）正確性は１００％ではない
　　　特に、人物紹介の部分は怪しいです。
　　　（ちゃんとリサーチせず、大部分記憶に頼っているため）
　　　誤りにお気づきの方がおられれば、ご指摘下されば有難いです。
　　　尚、台詞書き取りは慎重に行ったので
　　　間違いはさほど多くないだろうと思います。

＃１７００にアップされた部分は全体の約８分の１です。
（録画に成功した８分間のうちの１分ほど）
つまり、字幕問題に関して取り上げたあのコーナーでは、
ＦＯＴＲの誤訳例紹介だけが強調されていたわけではありませんでした。

このことを考慮し、また普段からあの番組をよく見ているという事情もあり、
私個人としては、毎日放送への問い合わせメール（只今作成中）において
抗議のみの内容とならないよう、あのコーナーのそれなりに良かったと
思える部分へも言及しようと考えています。
その方が戦略上からもプラスなのではないかと思いまして。
（勿論、抗議に絞った内容のメールを書かれる方に
　反対するわけではありません）

指輪の幽鬼様、貴重な資料の迅速なご提供ばかりか、冷静なご意見ありがとうございます。

>字幕問題に関して取り上げたあのコーナーでは、
>ＦＯＴＲの誤訳例紹介だけが強調されていたわけではありませんでした。

>このことを考慮し、また普段からあの番組をよく見ているという事情もあり、
>私個人としては、毎日放送への問い合わせメール（只今作成中）において
>抗議のみの内容とならないよう、あのコーナーのそれなりに良かったと
>思える部分へも言及しようと考えています。

完全に正しい姿勢だと思います。
私は例の一文の出所として、また事前取材に答えた当事者として、その扱われ方の誤りをまず指摘しました。番組全体への評価判断は、元の形（音声映像、全長）で確認してからでなくては出来ませんから、今は「待ち」です。

ゴン様もさっそく簡潔でポイントをはずさないメールを送ってくださったようです。ありがたく思います。けれど申し上げるまでもなく、この件についても今までと同様、皆様はそれぞれの行動を選択なさってください。

今回の毎日放送「ちちんぷいぷい」なる関西ローカル番組における
『字幕抗議運動・誤報道事件』（←ちょっと大げさに命名してみました）に関して、要点の整理、事実再確認およびハーブからのメッセージです。

経緯の要点は、

ハーブの雑誌取材回答中、英文例示の補足にすぎなかった「誰でも分かるよう配慮したつもりのその場限りの訳《あなたはそんな人ではない》」に、

★私が書きも言いもしなかった「〜と訳すべきなんです」をライター氏が創作付加★して下さって、

それが「*ファンはこれでもおさまらない/ファンはこうしてくれというわけです*」にされてしまったということです。

番組をご覧にならなかった皆様にも、当該番組でこの一文がどういう取り上げられ方、扱い方をされたか、知ることが出来る資料は＃1700にアップしました。できましたらそれをお読みいただいた上で、以下にお進みください。

------------------------------
マスコミという世界ではこういうことが起きるものだとの認識に基づき覚悟と備えはしていました。取材報告ツリー[＃973]の冒頭

＞ここに報告ツリーを立てた目的の第１は、「自衛」です。
＞取材に関しては、（中略）「言ったことが取り上げられない」のは当然というか仕方ないですが、「あることないこと書かれる」「言わなかったことを言ったとされる」のは、マスコミの常識といわれようとも私は避けたいからです。

今回まさに「言わなかったことを言ったとされた」しかも、当該ツリーURLは番組担当者事前取材に対しこちらから提示した上、取材申込に対する応答文中に[＃1691]

＞この問題は、紆余曲折を経て当面解決に至ったというのが、『字幕改善運動』に携わった者の現時点での認識です。
＞私共は戸田奈津子氏を攻撃しているのではない、と繰り返し言明してきました。映画「ロード・オブ・ザ・リング」第１部の字幕は、誰がやったかに関係なくひどいものだったので抗議をし、第２部の字幕は水準以上の完成度であるので、抗議は終了しました。

これだけはっきり書いて送った結果がこの番組です。
担当者中川氏のご見識、事前取材というものを何とお考えなのか、疑わざるを得ません。

なお、サンデー毎日の掲載記事については、私はライター氏の取材態度・記事の中立的スタンス共に、評価こそすれ非難するつもりはまったくありません。会話調に書きかえる際にあの程度のアレンジはライター氏の落ち度とは言えないと思いますし、もとの私の文章が（半日の時間猶予しかなかったとはいえ）当該箇所で明確さが不足していた事が原因と言えばそうなのですから。

問題は、当人ハーブが番組前取材に対し「字幕は改善されたので抗議は終了」と明言し、かつ雑誌記事となる以前の一次資料を提示したにも関わらず、その意図は無視され、雑誌記事の中のわずかな一部だけが曲解拡大使用されたことにあります。

日本ヘラルド製作担当者の方は、抗議を受けて改善努力をなさっていながら、ファン層多数に広く伝えるということが上手く出来なかったために不要の非難を浴びた、けれど結果として、当時活動中の抗議サイト主宰者三名に揃って「期待した以上の良い字幕となった」と言わせるほどの仕事をしてくれました。

それに引き比べ、多数に向かって伝えることを仕事にしているはずのテレビ局には、『抗議』など日常茶飯事、何の痛痒も反省ももたらさないのかもしれません。それでも、一方的に自分の言った事を歪められてもそれを是正するすべがなく「泣き寝入り」以外できなかった時代とは違い、少なくとも「事実を知るために能動的になれる」方々に向けては、こうして「ハーブからのメッセージを発信」することが可能です。この意味の大きさを、私は今実感しています。


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なお、毎日放送「ちちんぷいぷい」の電話番号（内線番号含む）、及びメールアドレスは＃1691でお伝えしたように知らされておりますし、テレビ局というものは本来「視聴者のご意見ご感想」を拒むものではないはずですので、今回は少なくとも窓口を捜しあぐねるようなことだけはなくてすむのが助かります(笑)。