▼スレッド
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└◇1143:改めて読み直すと（長文） [ハーブ] 12/27 03:51

　├◇1146:一点つっこみ [ゴン] 12/27 11:15
　│└◇1147:つっこみ返し（おふざけ） [ハーブ] 12/27 11:25
　│　└◇1151:イイ会社ですね… [大ガラス] 12/27 12:43
　└◇1159:スタンスの変化 [くればいん] 12/27 20:12

一日経ちました。
直後の感情的反応は、落ち着いたわけではありませんが、改めて読み直しつつ自分の頭を整理しようと試みています。

１．
まず、すでに皆様ご指摘のように、
・字幕改善運動の再燃を招いた、あのTTT予告編の、字幕と吹き替えのあの差。それがどちらも平等に
＞予告編の翻訳作業は、大変異例の事ですが全訳を田中明子氏（原作本の共同翻訳者）にお願いし
たというその同じ「全訳」をもとにしていたとはっきり分かった以上、
「吹き替えと字幕、両者の出来上がり評価の高低差」を生んだものが何かについてはもう疑問の余地がなくなりました。

思えば、「『協力』の内実がどのようなものかわからない」という６月以来の疑問に、答が与えられたわけです。字幕と吹き替えの共通点相違点は今まで「結果」でしか見ることが出来なかった。それが作業の担当分担とその時間順という「やり方・途中経過」が明らかにされたのです。求めて得られなかった重要な情報です。

【要点は】
＞予告編のあの字幕と吹き替えの差は、
＞同じ田中氏の全訳を元にしてさえも、戸田さんの手を経た
＞段階でああなってしまうという証明ですか？

これにつきます。（連絡室＃1556より無断転載させていただきました。お許しください。）

２．
＞大変異例の事ですが
それは原因が異例だったからだという認識はあるのか。
「田中氏と評論社の協力」が必要とされたのは何故か。
普通に考えて、問題解決法はいたってシンプル、「原作を知っていて翻訳実力（＝スクリプトの正しい解釈読解力と日本語のセンス）のある人間を起用」しさえすれば、今回の発表で説明されたようなややこしいステップはそもそも必要ないはず。原作知らず・不得意分野勉強の意志も時間もなしと公言する、特定の一人のためにのみ「異例の」措置をとり、ファン＝消費者の苦情の声には、謝罪はじめとする「当然の」措置対応は取らなかったことを今一度確認しておきたい。

もうひとつ。

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* 田中氏のスクリプト全訳もらって字数合わせるだけならオレにだって *
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とお思いの方はきっと沢山いらっしゃることと存じます。

３．
＞全く寝耳に水の内容で、現在ニュー・ライン・シネマを通じ、監督に真意を確認しております

「寝耳に水」？本当かぁ？という全員共通の疑問はここでは措く（それも重大ではあるが水掛け論が見えている）。私が問題にしたいのは「監督の真意がわからない」とは何だ！ということである。
動画（＃950）ネット記事（＃876）どちらの英語もこの上なくはっきりと監督の意図、意志決断を伝えるものである。「監督は口ではああ言ったが本当はそんなことは思っていない」とでも言いたいのか？それならまさに名誉毀損ものの侮辱である。しかしおそらくは

a) NZTVのインタビューを見ていなくてまた聞きでしかない
b) NZTVのインタビューは見たがキーワードすら聞き取れず「意味がわからない」
（ここで英語の出来る人間を調達しようと思わないのが日ヘラ。あの「解説」など、まともな英文科の学生バイト１人雇えばあんな訳にはならなかったろう）
c) TORNの記事を知らない/見ても読解できない（カッコ内上に同じ）
d) 単なる時間稼ぎ。監督とNLには「真意を確認」しているのではなく、拝み倒すなりあることないこと告げてごまかし通すなり、とにかくなかったことにしてもらうための必死の工作中（あ、しまった単なる邪推が入り込んだ）

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だめだ。整理しようとしても結局怒りの表出になってしまう。こんな文章書いてても不毛だ。
（ここまで真面目に読んで下さった皆様ごめんなさい。考えずにはいられず、うまく考えをまとめるなどできず、しかし文字にして発言という形ででも外に出さずにいられない、という心理状態にはご同情共感いただけるのではないかと甘えまして、いきなりここで終わります。時計を見てしまったというのもあります）
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この10日足らずの何とめまぐるしいこと。取材（回答12/18仕上げ）に続き、署名運動に対する非公開回答をもとにした＃1017：【緊急】『交替なし』の可能性と対処（12/20深夜）が始まり、サンデー毎日の記事掲載、そして日ヘラの発表、その間メール文案からポストカード作戦の英文書き、和文の方はもう既知外の量を書きまくっている。一種の仕事中毒になってしまったのだろうか…違ーう！

監督発言をTVNZで見て聞いた、あの日に戻りたいハーブでした。

> b) NZTVのインタビューは見たがキーワードすら聞き取れず「意味がわからない」
> （ここで英語の出来る人間を調達しようと思わないのが日ヘラ。あの「解説」など、まともな英文科の学生バイト１人雇えばあんな訳にはならなかったろう）

ヘラルドには「国際」っていう部署ありますよ？
映画だって英語圏へ買い付けに行ってるわけだし？

だから、そういう人はみんな海外飛び回って、ギャンブルに忙しいの（紅茶テーブルでまごっと様紹介TV番組「ガイアの夜明け」見ましたか）。「ギャンブル」としての買い付け、「宣伝がヒット作を生む」という信念でやってるから、「良いものを良いものとして伝える」なんてのは社是にないんでしょ。

右手のやってることを左手が関知しない、違う部署に口出ししない、はニッポンの会社のこれジョーシキね。

結果がだめでも気にしない(ギャンブルだから)
反省点の分析もしない(ギャンブルだから)
改善しようとの意識もない(ギャンブルだから)
監督の意向も関係ない(ギャンブルだから)

…スリルが味わいたければバンジーでもやっててください。ぜひ命綱無しで。

私は、あの公式発表を読むまでは、名を捨てて實を取れれば良い（謝罪がなくとも字幕さえ直れば良い）というスタンスでいました。
しかし今は、何が何でも、あれは『誤訳』であり、あの字幕は欠陥商品であったと公式に認め、謝罪してもらいたい気分に変わりました。

そして、TTTとROTKの「許してやってもいい最低ライン」も

　字幕：まともな人（誰でもいいから）
　監修：田中明子氏
　協力：評論社
　字数制限アドバイス：戸田某

と、以前より厳しくなっております。


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「博打は勝った（LOTRはヒットした）んだから何が問題なの？ったくマニアは五月蝿くて困るねぇ。原作ヲタ共は、田中氏と評論社の名前さえ出しとけば静かになるだろ。それに、気に入らないったって、所詮『韋駄天』くらいなんだろうから、それさえ直しときゃ文句ないだろ。それを証拠にDVDの売れ行きも良いし」

・・・本気で、この程度の認識だったら怖いですね。